銀河鉄道の夜』を相変わらず愛読しているつねぞう。原作はそれなりの分量なので全編読める訳でもないのだが、つねぞうのお気に入り部分があり、リクエストされる場面はだいたい決まっている。冒頭部分や銀河ステーションの場面、さそりの火の場面などだ。今日は、父の前にちょこんと座って、冒頭部分の読み聞かせを嬉しそうに聞いていた。「ではみなさんは、そういうふうに川だと云われたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものが、ほんとうは何かご承知ですか?」と読んだところで、すかさず「うん、ごしょうちー」と合いの手。タイミングが秀逸すぎて笑ってしまった。