今日は町内の盆踊り大会があるので、夕方つねぞうとあきぞうを連れて出かけていった。この盆踊りはけっこう大規模なものなのだが、毎年夫の出張の時期とかちあうため、夫はいつも参加できない。つねぞうはそろそろ夜店やイベントも楽しめる年頃になってきたが、あきぞうもいるし、私1人ではあちこち回るのも難しいので、本格的な盆踊りが始まる前に、会場内をぶらぶら見て歩くぐらいで帰ってきた。
しかし模擬店やフリマ、和太鼓の舞台など、色々のぞくだけでもなかなか面白かったし、子どもがいっぱい来ているので、つねぞうもあきぞうも雰囲気を楽しめたようだ。あきぞうは普通のTシャツだが、つねぞうは黄色の甚平にぞうりを履いて、すっかり盆踊りスタイルで嬉しそうに模擬店を眺めている。「どれか1つ買ってあげるよ。好きなの言ってごらん?」「んーっと、んー・・・と」「かき氷? フランクフルト? クレープもあるねぇ」「んーと・・・つねちゃん、あれがいいの」「ん? どれ?」「これー」つねぞうに引っ張っていかれた先にあったのは、「おいしいモツ煮込み 200円」の屋台。なぜかき氷もチョコバナナもすっとばして、選んだのがモツ煮なのか、つねぞう。そんな、いかにもおじさんの酒のアテのようなものを選ぶ3歳でいいのか、つねぞうよ・・・。しかし約束なので1皿買って、ベンチで座って食べる。満足げにモツを頬張るつねぞうもさることながら、一緒に入っていた豆腐や大根を分けてもらってニコニコのあきぞうも合わせて、なんとも微笑ましい光景だった。帰宅して夕食をとる頃には、会場からの盆踊りの音楽が聞こえてきたが、もう数年すれば、夜の踊りにも子どもたちで参加できるかなぁ。