つねぞうにせがまれて、「第十二回大山寄席」に出かけてきた。つねぞう、去年江戸東京博物館で落語上演を見て以来、なぜかトリコになってしまっているのである。落語好きのお祖父ちゃんにせがんで寄席に連れて行ってもらったり、DVDでお気に入りの噺家さんを見たりしている。この「大山寄席」は、板橋区の芸人さんを応援しよう!とのコンセプトのもと、大山商店街が開催しているもの。木戸銭500円というお手軽さの故か、小ぢんまりとした場内はぎっしり前売り組で埋まっていて、当日券を買った我々はかなり後ろの方になった。出演者は次の通り。

●前座 柳家緑太(「たらちね」)
●落語 鈴々舎八ゑ馬(「うどんや」)
●落語 柳家小せん(「ちはやふる」)
●落語 柳家右太楼(「三方一両損」)
●漫才 ホンキートンク
●落語 春風亭朝也(「やかんなめ」)
●講談 神田織音

つねぞうが落語にはまるまで、「まぁ寄席には何度か行ったかな」程度だった私、今回で講談を初めて聞きました。つねぞうは、先日DVDで「うどんや」を見たばかりだったらしく、「このネタ知ってる〜」と嬉しそうに聞いていた。午後2時開演でみっちり2時間半、お客さんも地元の人ばかりで和気藹々としたとても雰囲気の良い会だった。都合があえば、次回も来たいなぁ。