保育園からお土産で節分の豆を貰ったので、豆まきする気マンマンで帰路についたつねぞうとあきぞう。しかし夫は今夜は仕事で帰りが遅くなる予定。てことは私が鬼役かぁ、と、やや億劫に思って交番の前を通りかかると、挨拶してくださったお巡りさんが「今日は節分行事で鬼役やってきたよ!」とお話なさっていた。そんなことまでやるんだ、お巡りさんも大変だなぁ。いっそそのままウチに来て、夫の代わりに鬼をやってくれないだろうか・・・と思っていると、お巡りさんが突如両手を振り上げて、「うおー、泣く子はいねがー!!」・・・それは鬼ではなくなまはげだと思います。
家に着き、3人で豆まきをした後で、夕食を食べる。今日は夫がいないため手抜きで焼きそばを作ったのだけれど、つねぞうが「おさかなを食べないと!」と駄目だしをしてきた。保育園で、「鬼が嫌がるイワシとヒイラギを飾りましょう」と習ってきたらしい。あー、そしたらちゃんとお魚を用意すればよかったね。ごめんね。「仕方ない、わたしがかくよ」とクレヨンを持ち出して、画用紙に魚の葉っぱの絵を描いている。色を塗った後で満足げに差し出して、「これを玄関に貼っておいてね。そしたら鬼さん来ないからね」と満面の笑顔。
そんなわけで、我が家のやいかがしはクレヨン画になって、深夜に帰宅した夫を「何だコレ・・・」と不審がらせることになるのでした。