つねぞうの保育園では、園児同士の喧嘩や事故でケガがあった場合、相手の名前は知らせないのが決まりになっている。今日お迎えに行くと、担任の先生から「すみません、つねちゃん今日ケガしてしまいました・・・」と報告があった。見ると、つねぞうの背中にひっかき傷ができている。「お友達とくすぐりっこしてたら、エスカレートしちゃったんです。でもお友達も悪気はなくて・・・」と、相手をぼかしつつ説明する先生の横で、つねぞうが「たーくんとコチョコチョしたのよ〜」とあっさり暴露。その間の悪さに、思わず先生と一緒に苦笑いしてしまった。ケガ自体はお互い様だけれど、もう自分でちゃんと出来事を言えるようになったんだなぁというのが感慨深い。
そんなこんなで園を出たが、雨なのでなかなかにハードな行程。しかも、最近つねぞうに恐怖心が芽生えたのか、くだりの階段を自分で下りてはくれないのだ。あきぞうを背負い、傘と園バッグとトートバッグを抱える母に、「だっこ! おかーしゃんがだっこするの!」と泣いて主張するつねぞう・・・もう少し母に優しくなってくれ・・・。何とか駅階段は抱えて乗り切ったが、そこから家までは、泣くつねぞうの手を引っ張り、引きずるような形で歩くことになってしまった。周りの皆さんは、「あらあら、大泣きでどしたの」「ママ頑張れ〜」「お嬢ちゃん、母さん困らせたらいかんぞ!」と温かい声援を送ってくれたが、つねぞうはひたすら泣くばかり。しかし、結構容赦なく引っ張ったのに、泣きながらもしっかり着いてきて、転んだりはしなかったので、足が強くなったと意外な発見をしてしまった。ようやく家について、つねぞうとあきぞう2人をタオルで拭きつつ、ガンガンに暖房をつける。また風邪をひいたらたまらない、暖かくしておかなくては! と思っていたら、後ほど帰宅した夫が、「喉痛い。風邪ひいたかな」と言ってきた。・・・これ以上我が家に風邪を持ち込むな・・・!!