あきぞうを、再度小児科へ連れて行く。相変わらず咳が気になるが、ドクターによると「峠は越しましたよ」とのことで、とりあえず危険な時期は過ぎたらしい。もう普通の生活に戻っていいよ、とも言われる。しかし、喘息にならないように注意が必要なので、今日も吸入した後で、1週間分のお薬を出してもらった。お薬は年明け辺りまで飲むことになりそうだ。飲ませるのもなかなか一苦労だが、まぁ仕方ない・・・。
夕方つねぞうを迎えに保育園に行くと、何故だかつねぞうのジャケットが見当たらない。あれれ? もしや、朝着てくるのを忘れたか? と思ったが、朝の送りをしてくれた夫に電話で聞いても「着せたと思うなぁ」と言うし、つねぞう本人も「つねちゃん、きてきたよ」と答える。保育園の先生も「誰かつねちゃんのオレンジの上着見た〜?」と言いながら探してくれたが、とんと見つからない。困った、行方不明? それ以前にこの寒い中、自転車で約25分、上着ナシで帰るのか!? と焦っているところに、つねぞうと仲の良いレオくんママが声をかけてくれた。「レオの上着、つねちゃんに貸すよ!」「ええっ、レオくんが風邪ひいちゃうよ」「うち、超ご近所だもん。ベビーカーに乗せてくし、大丈夫。レオ、貸したげなよ〜」との言葉を受けて、レオくん本人もさっと上着を脱ぎ「つねちゃん、どうぞー」と差し出してくれている。どこのジェントルマンですかきみは! ものっすごく感動しつつお礼を言ってそのまま借りてきてしまったのですが、いや、本当に助かりました。ありがとうレオくん&レオくんママ。今度ぜひご恩返しを、と思うが、いかんせんつねぞうはレオくんより一回りほどちびサイズ。ううむ、何か、服以外でお礼を・・・。
そんなこんなでようやく家にたどり着いたと思ったら、玄関の脇に、つねぞうのジャケットは朝私が出した状態のまま置いてあった。まぁ、出る時に気づかなかった私も悪いけど、でも、当事者2人とも「着てきた」って言ったじゃないねぇ・・・? そんなわけで、「ただいま〜、おおっつねぞうどうした? 何かカッコイイ上着着てるじゃん、でもちょっとデカいな?」などと言う夫に、少し冷たい目を向けてしまったのでした。そしてお騒がせしてしまった保育園の先生方、すみません。