祝日で夫も休みの日なので、前夜から色々お出かけ計画を練っていたのだが、結局行き先は「さいたま市少年宇宙科学館」に決定した。若田宇宙飛行士の出身地だけあって充実した設備を誇るというこの科学館、我々の目当てはもちろん最新式プラネタリウムである。近所の区立科学館の古式ゆかしいプラネタリウムには本当にお世話になっているので、不満などある筈もないのだが、それでも最新型のプラネタリウムとはいかなる物ぞやと、親の方がわくわくしながら出かけていった。HPで確認すると、色んなプログラムが上映されているようだったものの、時間の都合で「星空解説/仮面ライダーキバ&電王」という番組を見ることに。建物も広々としていたが、プラネタリウム自体もかなり大きくて、通路には銀河鉄道になぞらえた壁画が描かれていたので、それをたどって見ながらつねぞうも楽しそうにしていた。さて、いよいよプラネタリウムの中に入ると、圧倒されるような大画面に、座席も随分勾配が急になっている。そして、プラネタリウム本体もとても小さいので驚いた。最初の星空解説は、落ち着いた雰囲気の中で静かに始まったので、あきぞうの声に冷や冷やだったが、後半の仮面ライダーになると一気に騒がしくなったため、赤ん坊には映像刺激が強すぎないだろうかと逆の意味でビクビクしていた。番組内容はというと、「やはり仮面ライダーはいらなかったかな・・・」との  思いを共有してしまった親2人。平成ライダーには全く疎いもので仕方ない。つねぞうも、「うるとらまん・・・?」とピンときていないようだった(当たり前か)。しかし、プラネタリウム自体には「ひろーいね。すごいねぇ」と満足していたようなので、来た甲斐があったというものだ。気軽に出かけるにはちょっと遠いが、あきぞうがもう少し大きくなったら、また来てみるのもいいかもね。