あきぞうを年内最後の診察に連れて行く。やはりまだ喘鳴が続いているので、峠は越したといってもまだまだ用心が必要だ。年明けの分まで薬を処方してもらう。つねぞうも抗生物質を飲んでいるし、なかなか気が抜けないなぁ。
不安を抱えつつも、クリスマスイブを家族4人で祝うために、買い物に行ったり予約していたケーキを受け取ったりで、それなりに慌しく過ごす。去年はつねぞうには、私の手作りデザートをあげたものだが、今年はもう「けーき」という存在を認識してしまっているので手ごわい。しかしそれでも生クリームたっぷりの本格派ケーキを与えるのは未だ抵抗があるので、小さめのイチゴがのった焼き菓子を用意した。そしてローストチキンもオーブンで焼いて、文句の無い(?)日本風クリスマスの晩餐である。つねぞうは、「さんたさん」はわかっていても、「くりすます」の概念がまだ理解できないようだったが、「くりすます? ごちそう? すごーい」ととりあえず喜んでいた。保育園で習ったサンタの歌を歌って、ケーキを切り分けて、ニコニコと食べるつねぞう。来年はこの食卓に、あきぞうも加わるのかと思うと、それもまた楽しみだ。そして、生クリームケーキはというと? 子どもたちが寝ついた後に、夫と私でこっそり食べました。