家族4人で、隣駅までお出かけ。ついでにお昼も食べてきちゃおうというつもりだったのだが、それにつねぞうがことのほか喜んだ。最近はものが分かるようになってきたせいか、「きょうはお外ごはん?」「ううん、今日はおうちでご飯食べるよ」「えー、そっかー。またお外でごはんたべようねー」などという会話を繰り広げていたので、ついに巡ってきた「おそとごはん」の機会に喜んで、「ごはんごはんー、たべにー、いくーのよー」と自作の歌まで披露してくれた。しかしもうじきつねぞうも3歳、レストランでもそれなりの料金がかかる年齢になってきた。今回は結局、手ごろな中華屋さんに入ってお子様ランチを頼んだのだが、ラーメンと桃まんにジュースを平らげてご満悦だったつねぞう。両親は、辛味のきいた四川担々麺と麻婆豆腐を注文。取り分けのために「つねぞうも食べられるようなマイルドな物を・・・」と悩む必要もなくなってきたが、その分お子様ランチ代はしっかりかかるわけで、「ああ、これから食費は増大していく一方なんだなぁ」と、せせこましくも切実な悩みが脳裏をかすめる。いちばん怖いのは、つねぞうが若干2歳でありながら、きちんとお子様ランチを完食していることだ。今からこの食いっぷりで、5歳・6歳になったらどうなるのだろう? その時には、お子様ランチでは物足りなくなって、大人用メニューに手を出しているのではないか? そうなった時に、果たして食費は・・・もう外食なんかできないよソレは・・・。麻婆豆腐の辛さを堪能しつつ、思わずうつむいて考え込んでしまう母なのでした。