何となく気が抜ける新年2日目の朝。つねぞうのために昨日の三輪車を組み立てようと思ったが、結構力がいる。夫を起こして手伝ってもらおうと思ったが、見事なまでに寝入っているので、あきらめて一人で格闘した。何とか組み立てたところで、つねぞうと夫が起きてきた。朝食を食べて、さあ三輪車で遊ぼうと、喜びいさんで外に出るつねぞう。この官舎は割りと広いので、敷地内でも危なげなく三輪車遊びができるのは有難い。はりきってペダルに足を乗せるつねぞうだが、イマイチ「こぐ」という動作がうまくできない模様・・・補助棒で操作しなければ、前に進むことも覚束ない様子だった。最初は「補助棒? いらんやろこんなの」と思っていたが、なるほど、それなりに必要なものなんだなぁ。それとも、つねぞうが不器用なのか・・・? いずれにせよ、すっかり補助棒で舵取りしてもらうことに慣れたつねぞう、最後の方では「でんしゃ、はっしゃしまーす。つぎはいけぶくろです。しゅっしゅー」と、電車ごっこでご満悦だった。もはや自力移動する気さえ無くしたのだろうか。それは本来、自分でこぐものなんだよ、つねぞう・・・。