あきぞうがちょっと発熱してしまったので、一日家で過ごすことにする。つねぞうに、「あきくんお熱だから、お外にいけないの。今日はおうちにいようね」というと、残念そうにしながらも、一応聞き分けてくれたので助かった。一緒にパズルや絵本で遊ぶ。つねぞう、もう平仮名はほとんど全部読めるようになったが、「は」が少し苦手らしいと気づく。濁音も半濁音もきちんと理解しているのに、「は」だけは何故か「ぱ」と読んでしまうようだ。
とはいえ、さすがにずっとパズルではつまらなそうなので、いつもは見せないDVDを見せてあげることにした。ちょうど、実家の姉からもらったムーミンのDVDがある。ムーミン絵本が好きなつねぞうは喜ぶはず・・・と思っていたら、「こわい! ありじごく、こわいぃぃ〜」と泣き声が。た、確かにこのありじごくは、ムーミンを襲うし、「どこのライオンさんで?」と言いたくなるような凶悪な人相をしているので、つねぞうも怖かったらしい。ひととおり見た後で、姉にお礼の電話をさせる。「おばちゃん、ムーミンみたよ〜」「つねちゃんは誰が好きなの?」「すなふきん。ありじごく、こわい」「ありじごく怖かったの? ムーミン食べられちゃった?」伯母の問いかけに、無言でこくこく頷くつねぞう。いや、食べられてないよムーミン! ちゃんと逃げたよ! どうやら怖くてろくに見ていなかったらしいが、つねぞう的には、あそこで「楽しいムーミン一家 〜完〜」なのか?
夕方には、あきぞうの熱も落ち着いて一安心。明日はもう元気になってるかな?