あきぞうには0歳児以来の妙なクセがある。水、それもコップに入った水にやけに興味を示すのだ。興味を示すだけに留まらず、手でいじったり、他の容器に水を移し替えたり、果ては水をこぼしたりする。食事時はもちろん、うっかり中身の残ったマグカップを放置するだけでも被害が起きる。「あー! またこぼしたねあきぞう!!」とお着替えさせた服がもう何十枚になるのかわからないほどだ(ひょっとして3ケタいってるかも)。とにかく何度怒っても、全く懲りずにコップを見ると手を伸ばす。そして延々、中の水をいじくって遊んでいる。その執心がどこから来るのかさっぱり理解できない。もうアレだ、この子の前世は、みずがめ座のガニュメデス君か、いっそ流しソウメンとかなのかもしれない、と思うぐらいの執着ぶりだ。3歳になる頃にはいい加減やめて欲しいんだけど、いつまで続くのかな、この妙なクセは・・・。