先日のあきぞうの顎の怪我は、さすがに若いだけあって、みるみるうちに傷口がくっつきカサブタになった。こちらとしても一安心、あとは化膿などせずに綺麗に治ってくれるよう願うのみだ。
さて、今日はそんなあきぞうに新たな試練が訪れる日。そう、ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの予防接種である。保育園であきぞうに「今日、帰りに注射チックンするよ」と言うと、あきぞうは顔を強張らせて、「・・・いやだ! チックンしない、しない〜〜!!」と一目散に逃げていった。あれ、11月のインフルエンザワクチンの時には、「今日チックンするよ」「そーなの」と、いまいち分かっていないような反応だったのに・・・もう「注射=痛いもの」としっかり記憶ができているのか・・・。感心してばかりもいられないので、何とかなだめすかして小児科へ。幸い、説得が功を奏して、ドクターの前では「ぼくがんばるの。なかないのよ」と良い子で臨んでくれた。しかしこの注射、2種同時に2回やるわけで、1回目は我慢したが2回目にはとうとう「ううぇっ・・・」と少し泣いてしまったあきぞうだった。まぁよく頑張った頑張った。
待合室に帰ってくると、ちょうど院内テレビで松山の道後温泉特集をやっているところ。坊ちゃん列車の映像に、あきぞうも気を奪われて、たちまちご機嫌が直ってしまった。「あーここ去年の夏に行ったねぇ」と見ているうちに、すっかり心は故郷へ。そこへ受付で名前を呼ばれ、思わず「お母さんちょっと行ってくるけん、そこで待ちよりんさい」と口走り、つねぞうに「・・・? お母さん、今、言葉が変だったよ?」と言われてしまった私でした。うん、リラックスした余り方言が出ちゃいましたね・・・。